【Microsoft広告】CPAがGoogleの3分の1⁉もうハズせない!Microsoft検索広告を他媒体と徹底比較

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こんにちは!
もうすぐ入社5年目になる高田です!
Shiftのある松山には椿祭りというお祭りがあるのですが、祭りが終わると春が来ると言われているんです。早く春来ないかな(キャンプしたりバイク乗ったりしたい…)。

さて、今回は昨年日本でもローンチされたMicrosoft検索広告について、出稿所感や他媒体との比較についてお伝えします。

 

Microsoft検索広告とは

以前こちらのブログでも他メンバーの方が詳細をお伝えしておりますが、ざっくりとポイントをおさらいします。
Microsoft広告に関する詳細は以下の記事をご覧ください。

となりのフトシくん | 株式会社Shift
新時代プロダクト【Microsoft広告】とは?基本情報やメリットを徹底解説!
https://blog.shift-web.co.jp/advertise/9434
2022年5月31日にマイクロソフトが、日本市場にて「Microsoft Advertising(以下、Microsoft 広告)」の提供を開始することを発表しました。「Microsoft 広告」は検索広告やネイティブ広告の配信が可能であり、業…
 
Microsoft検索広告とは、昨年2022年5月にローンチされたMicrosoftの検索広告で、主な配信先はBingの検索結果画面となります。ポイントとしては、下記の3点が挙げられます。

Yahooよりも多彩

別記事でもお伝えさせていただきましたが、Yahooより広告表示オプションやターゲティングが多彩です。
また、ショッピング広告も実施可能であるため、商品軸での展開も可能となります。
今回は検索広告のみならずショッピング広告についても事例をご紹介いたします。

出稿社数が少ないためCPCが低い

昨年の5月にローンチされたとはいえまだまだ出稿会社は少ない印象です。
よってCPCを抑えつつニーズが顕在化したユーザーに対して広告を露出することができます
このあとご紹介する事例もCPCが下げられたことでCPAを下げることができています。

Microsoft利用ユーザーは世界的に徐々に増えていて、日本でもリーチは更に拡大想定

Bingは近年Linked inなどのプラットフォームを買収したりしており、動きを強めています。
また、Microsoftのブラウザ「Edge」もシェアを拡大しているため、「Edge」のデフォルトの検索エンジンであるBingのシェア拡大にも影響していると考えられます。

配信事例とGoogle検索広告との比較

商材:関節ケアサプリ

トピック:同じKWで展開したところCPAが3分の1に(37%)

こちらの事例はGoogleの内容を複製して更にキーワードの拡張を行ったものです。
GoogleだとCPAが高騰してしまうようなキーワード(悩み系のキーワードなど)をMicrosoftで展開することで配信量を担保しつつ効率良く(CPAを抑えつつ)コンバージョンを増やすことができました。
要因としては、Microsoft Bingを使用する方はPC等のデバイスやインターネットに詳しくない方が利用していることが多く、純粋な悩みキーワードでの検索に対して広告が表示されて、比較検討する競合他社も少ないことから低CPC・高CVRにて配信することができたのではないかと考えております。

商材:インテリアEC

トピック:配信ボリュームが出ないもののCPAは2分の1に(57%)
こちらの事例はGoogleで展開していたショッピング広告をそのままインポートして展開したものです。CVRは半分以下となっておりますが、CPCが110円から30円と4分の1まで下げられたことで、CPAも半分程度となっております。
現状ではインプレッションシェアが50%以上となっており、入札は十分に高めていることから、フィードの改善を行うことで更にインプレッションを高められるのではないかと考えております。また、インプレッションシェアがGoogleでは90%に対してMicrosoftでは50%であることから、Microsoft用にフィードの調整を行う必要があるのではないかと考えております。
※現時点では明確な答えが出ていないため、分かり次第ブログ化します!

注意すべき点

運用する中でMicrosoft広告で注意すべき点が幾つかあると感じたため、以下でおまとめします。

インポートできるが自動更新でOFFがONになってしまう

Googleとの互換性が高くキャンペーンの内容などをインポートできるのですが、配信設定(ON・OFFやスケジュールなど)も引き継がれてしまい、デフォルトでは自動的にGoogleの設定で更新されるようになっているため、GoogleとMicrosoftの運用を分けて行う場合は自動更新をオフにしておく必要があります

ボリュームが少なく、運用全体に与えるインパクトが小さい

弊社の他事例なども確認したところ、Googleと比較すると10分の1~100分の1(※商材、業界などにより大きく変動します)程度の配信量となっております。また、上述の事例では下記の差分となります。

関節ケアサプリ

Microsoft:153,296回表示/月
Google:3,148,031回表示/月
※Microsoftではキーワードを追加しています

インテリアEC

Microsoft:153,834回表示/月
Google:5,556,626回表示/月
※ショッピング広告
※同じフィードを使用
MicrosoftとGoogleにシェア率の差があることと同様に検索広告のインプレッションにも大きく差が開きます。そのため、キーワードやターゲットを広げないと運用全体に与えるインパクトは小さいままとなります。

まとめ

Microsoft広告はYahooと比べて多彩な機能を保有しており、Googleと比較してCPAを抑えられる傾向にあるが、ボリュームを増やしづらいことが難点です。ですが、今後ユーザーが徐々に増加することが予想されるため、主要媒体とされるGoogleやYahooで行き詰っている方は是非チャレンジすると良いと思います。
また、Shiftでは最新媒体にも積極的に攻略に取り組んでおります。早々に攻略して展開できるため、媒体展開にお悩みあればぜひご相談くださいませ!
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