【初めてでも5分で分かる!】リスティング広告とは?メリットやデメリット、費用の仕組みを解説

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リスティング広告とは、数あるインターネット広告の中でもメジャーな広告手法です。
Yahoo、Googleなどの検索エンジンを広告媒体とし、ユーザーの検索した語句(検索語句)に関連する広告が表示されます。

リスティング広告は明確に定義されているわけではなく、Webサイトを回遊している時に広告が表示される「ディスプレイ広告」など、検索行動を伴わない広告についてもリスティング広告を意味する場合もあります。
この記事では検索広告(検索連動型広告)をリスティング広告と定義しメリットやデメリット、費用が発生する仕組みを解説します。

 
 

リスティング広告とは

リスティング広告とは、ユーザーが検索を行った際にGoogleやYahoo!のような検索エンジンの検索結果画面に表示されるテキスト形式の広告のことです。
「Google 広告」や「Yahoo!広告」が主流でしたが、2022年5月末に日本で公開されたMicrosoft 広告が今、大きな話題を呼んでいます。

「Microsoft 広告」については以下の記事をご参照ください。

 

リスティング広告はユーザーの検索語句に応じた広告を、検索結果(自然検索)よりも上部に表示させることができます。
顕在層のユーザーに向けて広告を配信できるため、インターネット広告においても費用対効果が高いことが特徴的です。

またリスティング広告の掲載面は「Google」や「Yahoo!」、Microsoftの「bing」が主流ですが、それぞれの広告媒体の関連サイトや検索パートナーの検索結果にも表示されるようになっています。

 

リスティング広告のメリット

購買意欲が高いユーザーにアプローチできる

リスティング広告では商品やサービス、悩みを検索するユーザーに広告を表示することができます。
検索行動に至っているユーザーは購買意欲が高く、獲得に近いことが特徴的です。

ユーザー層が広いディスプレイ広告と比較すると、ピンポイントで購入や申込に至りやすいユーザーにアプローチできます

 

少額から始めることができる

リスティング広告は少額で出稿開始することができます。
「Google 広告」「Yahoo!広告」「Microsoft広告」でも最低出稿金額は設定されていないため、1クリックあたりの費用によって金額は変動しますが1,000円からの開始も可能です。

また1日あたりの予算上限を設定することも可能であるため、リスクをコントロールしながら配信できます。
※ただし1日の予算上限を超える場合もあります(詳細はこちら

 

効果が出るのが早い

リスティング広告はキーワードに入札して広告を配信します。
SEOとは異なり、キーワードに入札すればすぐにでもユーザーを商品ページやサービスページに流入させることができます。

また購買意欲が高いユーザーにアプローチできるため、商品やサービスを必要とするユーザーとつなぐことができれば広告を開始してすぐにでも購入や申込につながるのです。

 

PDCAを回しやすい

リスティング広告では、ユーザーがどのような検索語句で、どのような広告でどれだけの費用がかかったか、購入や申込につながったのかが分析できます

  • 「リスティング広告 代理店」 費用:50万円 申込:50件
  • 「リスティング広告 始め方」 費用:50万円 申込:10件

上記のように申込を増やすために「リスティング広告 代理店」「リスティング広告 始め方」のキーワードに対して入札を行ったとすると、
1件あたり5万円で申込に至っている「リスティング広告 始め方」よりも、1件あたり1万円で申込に至っている「リスティング広告 代理店」のキーワードを優先的に入札する必要があると判断できます。

検索語句や広告だけでなく、地域やデバイス、年齢・性別など多くのデータを見ることができるため、分析結果をもとに日々改善できるのです。

 

リスティング広告のデメリット

検索していないユーザーにアプローチできない

ユーザーの検索に対して広告を表示させるため、検索していないユーザーには広告を表示できません。
そのためディスプレイ広告のようにサイト上に表示される広告と比較すると、広告の表示回数は少なく認知には不向きなメディアです。

またユーザーの検索行動に基づくため、成果には天井があります。
当たり前の話ではありますがユーザーが1,000回しか検索しない語句に広告を表示するのであれば、上限は1,000回分までです。

 

競合他社との競争が激しい

近年は多くの会社がリスティング広告の出稿を行っています。
多くの会社では購入や申込に至りやすいキーワードに対しては入札価格を高く設定しているため、1クリックあたりの単価が高くなってしまうケースがあります。

広告出稿が多く、高単価の金融業界などでは、1クリックあたりの単価が1,000円を超えてしまう事例も多く見受けられます

 

コスト(費用・リソース)がかかる

少額から開始できると言っても、費用は発生します。
前述している通り、他者との競合状況によっては1クリックあたりの単価が高価格になる場合もあります。

また分析できるデータが数多くあるため改善していくためには日々の実績を確認しなければなりません。
リスティング広告では中長期的に運用していくことで成果を改善、向上させていくための人的リソースが必要となります。

アップデートが早く1年前の情報が古くなることがある業界であるため、日々更新されていく運用情報をキャッチアップすることも重要です。

 

リスティング広告の費用

クリック課金制

リスティング広告はクリックされる時に費用が発生する「クリック課金型」の課金形態です。
この課金形態によりリスティング広告はPPC(Pay Per Click)広告と呼ばれることもあります。

広告がいくら表示されていてもクリックされることがなければ、費用が発生することはありません

 

オークション制

リスティング広告ではオークションによって、「広告が掲載されるかどうか」と「表示する広告とページでの掲載順位」を決定します。
広告が表示されるたびに入札単価や広告の品質によって構成される「広告ランク」が算出され、ページ上でどの広告をどの位置に表示するかが決められます。

 

入札単価が高くなればなるほど広告が上位に表示されやすくなりますが、広告の品質が低ければ入札単価を高く設定しても広告が表示されないこともあります。

「Google 広告」におけるオークションの仕組みは以下ご参照ください。

  1. ユーザーが検索を行うと、その検索内容と一致するキーワードが設定された広告がすべて検出されます。
  2. 検出された広告のうち、別の国をターゲットとする広告やポリシー違反に基づいて不承認となっている広告など、対象外の広告は無視されます。
  3. 残った広告の中で広告ランクが十分に高いものだけが表示されます。広告ランクとは、入札単価や広告の品質、広告ランクの最低基準、ユーザーの検索状況、広告表示オプションやその他の広告フォーマットの見込み効果に基づいて算出されるスコアです。

引用元:Google 広告 ヘルプ|オークション

 

さいごに

リスティング広告の基礎についてまとめてきました。
この記事に触れて少しでもリスティング広告のことを知っていただけたら幸いです。

運用情報が日々アップデートされたり、競合による出稿が変化したりと日々の環境が変わっていくため、成果を上げ続けることは大変ですがWebマーケティングにおける重要な手段のひとつです。
効果を出していくためには広告運用できる組織体制づくりが重要です。

リスティング広告で成果を上げるための体制づくりを行っていきましょう。

本日のまとめ

リスティング広告っておもしろいな~。
これからも勉強していこう~!

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