【初心者向け】広告表示オプションのメリットと最低限設定すべき3つの項目

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Date: 2023/01/10Update: 2023/01/26Written by: Yamaguchi Kazunori

リスティング広告では文字数が制限されているため、商品やサービスに関する情報を伝えきれない場合があります。広告表示オプションを設定することで、広告だけでは訴求できなかった、より多くの情報を載せることができます。

今回は、
「広告表示オプションを設定するメリットがわからない」
「種類が多すぎて何を設定すればいいのかわからない」
という方に向けて、

・広告表示オプションから期待できる効果
・最低限設定しておきたい3つの広告表示オプション
を分かりやすくお伝えします。

広告表示オプションとは？

広告表示オプションとは、広告や説明文とともに、商品やサービスに関する情報を表示できる機能です。

広告表示オプションは検索広告で設定できる機能のため、Google検索広告のほかにYahoo検索広告、Microsoft広告で設定することができます。ちなみに、Google検索広告では名称がアセットに変わっています。

各媒体の公式ヘルプ

Google検索広告：Google 広告の広告表示オプションについて
Yahoo!検索広告：広告表示オプションとは
Microsoft広告：広告表示オプションについて

種類

広告表示オプションには様々な種類があり、媒体ごとで設定できるものに違いがあります。下記は媒体ごとに設定できる広告表示オプションの一覧になります。横に並んでいるものは、名称は違えど同様の機能を持つものとなっています。

メリット

広告表示オプションを設定するメリットは以下の3点が挙げられます。

1.クリック率の向上

広告表示オプションを設定することで、検索結果の画面に対する自社の広告の画面占有率が上がります。画面占有率が上がれば広告の視認性が高まるため、クリック率の向上に繋がります。

灰色で囲んだ広告表示オプションがないものとオレンジ色で囲んだ広告表示オプションがあるものを比較すると、目立ちやすさに明確な違いがあるのはおわかりいただけると思います。

2.コンバージョン率の向上

広告表示オプションを設定することで、広告だけでは伝えきれない商品やサービスの魅力を訴求できます。したがって、 より商品・サービスに興味を持った確度の高いユーザーの流入を促し、CVRの向上が期待できます。

3.広告ランクの向上

ページ上のどの位置に広告を表示するかを決めるための数値として、広告ランクというものが存在します。Googleでは下記の記述にある通り、広告表示オプションの見込み効果を考慮して広告ランクが算出されます。

広告アセットやその他の広告フォーマットの効果 – 広告を作成する際は、サイト内の特定のページへのリンクや電話番号など、特定の情報を広告に追加できます。この機能を「広告アセット」と呼びます。Google 広告では、広告主様が追加したアセットやその他の広告フォーマットの見込み効果も考慮されます。

引用：広告ランクについて

つまり、広告表示オプションがユーザーにとって有益であれば、広告ランクが上昇する可能性があるということです。広告ランクが上がれば、オークションで勝ちやすくなります。さらに、より上位の掲載面に広告が表示される機会も増えます。