【TikTok広告の基本】TikTok広告とは?配信面や広告フォーマットについてまとめてみた

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最近話題のTikTokは若年層だけでなく、ビジネス向けとしても活用されることが増え、
今やTikTokを通してマーケティングやPR活動を行っている企業も多いのではないでしょうか。
そのTikTokにも広告を配信できるようになっています。

今回はtiktok広告について、配信面や広告の種類などの基本情報をまとめてみました。

 

TikTok広告の概要

TikTok広告には「運用型広告」と「予約型広告(純広告)」の2種類あります。
今回は、柔軟に調整ができ、手軽に出稿できる「運用型広告」に絞ってまとめています。

配信面

TikTok広告にて配信できる面は下記3つになります。

  1. TikTok(インフィード広告)
    TikTok内のフィード内に広告が配信される。
  2. キュレーションアプリ(BuzzVideoなど)
    話題のトピックやニュースのまとめ情報を掲載するアプリに配信される。
    ※⽇本国内で配信可能なByteDance社のアプリは、TikTok ・ TopBuzz ・ BuzzVideo です(2020年5⽉時点)
  3. Pangle(TikTokオーディエンスネットワーク)
    TikTokが連携するアプリに広告が配信される
    (カジュアルゲーム、マンガアプリなどの動画トラフィック在庫をメインに提供)

配信面は、「自動プレースメント」と「手動プレースメント」の2つの方法から選択できます。
自動プレースメントは、すべての配信面の中から広告効果の高いものが自動で選択されます。一方手動プレースメントは、広告主が手動で広告配信するアプリを選択できます。
手動プレースメントを選択する場合でも、複数のアプリを選択することで配信システムの調整がかかりやすくなります。

広告フォーマット

配信先によって広告フォーマットが異なりますが、TikTokのフィードに広告を出したい場合は9:16の縦型動画、BuzzVideoに広告を出したい場合は可能な限り多様な広告フォーマットが推奨されています。
【推奨の広告フォーマット】
TikTok:縦型動画
BuzzVideo:可能な限り多様な広告フォーマット
"

引用元:公式TikTok For Business JPサイト

広告フォーマットの詳細な規定については以下、TikTok広告の公式情報をご確認ください。
動画規定
静止画規定

Pangle広告枠と広告フォーマット

"

引用元:公式TikTok For Business JPサイト

Pangleの動画は5〜60秒の尺に対応し、Pangleの提携アプリは縦型アプリが多く縦型動画を優先しています。
よりパフォーマンスをあげるためには、BuzzVideo同様、可能な限り多様なフォーマットでの入稿が推奨されています
※リワードビデオ広告枠は30秒以内の動画のみ配信可能
※プレイアブル広告はリワードビデオ広告、インタースティシャル動画広告再生完了時に表示される体験型のフォーマット

▼広告フォーマット要件
"

ターゲティング

他の運用型広告同様、TikTok広告でも様々なターゲティングが可能です。
下記にターゲティング一覧をまとめてみました。

  • 基本情報
    ・性別
    ・年齢
    ・地域(地区まで指定可)※配信面によって利用エリアが異なります。
    ・言語
  • 通信環境
    ・操作システム(iOS/Andoid)
    ・ネットの使用状況(Wi-Fi/2G/3G/4G)
    ・デバイスプライス(無制限/特定の範囲)
    ・キャリアターゲティング(docomo/au/softbank)
    ・システムバージョン(iOS8.0~/Andoroid4.0~)
  • 興味関心
    ・15種類の興味関心ラベル(教育/旅行/交通…など)
  • カスタマイズ
    ・カスタムオーディエンス(指定/除外)
    ・類似オーディエンス(指定/除外)
  • 行動
    ・4つの動画アクション(動画視聴完了/いいね/コメント/シェア)
    ※直近7日間または15日間の行動を選択可能

詳細はこちら。

課金方式

TikTok広告(運用型広告)には5つの課金方式があります。

  • クリック課金(CPC)
    広告がクリックされるごとに課金
  • 最適化クリック課金(oCPC)
    広告がクリックされるごとに課金(成果を重視した調整あり)
  • インプレッション課金(CPM)
    広告が表示されるごとに課金
  • 最適化インプレッション課金(oCPM)
    広告が表示されるごとに課金(成果を重視した調整あり)
  • 再生課金(CPV)
    2秒/6秒/最後までの視聴ごとに課金

※最適化クリック課金/最適化インプレッション課金は通常のクリック課金やインプレッション課金よりも成果(コンバージョン)を重視した課金方式。成果単価が設定額に可能な限り近づくよう、入札額が調整されます。

TikTok広告は1日当たりの最低出稿金額が決まっています。
キャンペーン単位では5000円/日、広告セット単位では2,000円/日が最低出稿金額となっています。

TikTok広告の特徴

高精度なターゲティング

TikTok広告の大きな特徴の一つとして高精度なターゲティングが挙げられます。
TikTokは膨大なデータを有しており、ユーザーとコンテンツをマッチングさせる技術に長けています。それらを活用し、人工知能によるおすすめ機能がユーザーの興味とコンテンツを高い精度で繋げることができます。
TikTok広告においても、13種類のユーザーターゲティング方法とカスタムオーディエンス・類似オーディエンス・行動ターゲティングを上手く活用して、ターゲットにピンポイントで広告配信することできます。

動画による強い訴求力

動画では文字や動画、アニメーション、BGMなどさまざまな要素を盛り込めるため、広告を閲覧したユーザの視覚と聴覚に直接訴えかけることができます。そのため、画像やテキストのみの広告よりも訴求力が高いという特徴があります。動画で伝えられる情報量は文字の5,000倍と言われており、短い動画でも多くの情報が伝えられる広告になることも大きな特徴です。

また、ページの一部に表示されるのではなく、スマートフォンの場合、全画面で動画を表示させることが出来るので、ユーザーに強いインパクトを与えることが出来るのもTikTok広告ならではの特徴であります。

 

まとめ

TikTok広告の概要や特徴について紹介してきました。
急速に導入する企業も増えてきているTikTok広告ですが、ただ出稿して効果が得られるものではありません。
解決すべき課題、ターゲットを把握しながら、狙うユーザー層や広告の種類を決め、TikTok独自の特徴を活かしたクリエイティブの制作することが重要です。

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本日のまとめ

この記事で紹介したTikTok広告についてしっかり理解して、効果的な広告運用を行っていきましょう。

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