【再生時間別、動画広告の成果】

Tags: 媒体:Google 広告

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本日はブログをご覧頂き、ありがとうございます!

近頃 Web広告を運用していると・・・

『動画広告の成長がすごい』『動画広告は成長率134%』

そんな言葉や記事を頻繁に聞いたり見たりするようになりました。

ヒトコトに動画広告といっても様々な配信方法・検証の仕方があります。

そこで今回は比較的少額予算でも配信をはじめられやすいYDNにて

同訴求、再生時間別の動画広告を配信し、成果を検証してみました!

 

 

 

【秒数違いの広告を配信】

今回は下記の条件で動画広告を配信しました。

動画作成方法:「RICHIKA」

配信媒体: 「YDN 動画広告」

商材  : 「化粧品」

配信対象: 「20歳以上男女」

動画本数: 「9秒広告」・「14秒広告」(訴求内容は下記で同じ)

訴求内容: 「乾燥・エイジングサインのお悩み解決」

 

【検証内容の仮説】

①動画が100%まで再生された回数

短い9秒広告の方が、動画を最後までみてもらいやすいのではないか

 (秒数が短い方が”見せられている”という感覚をユーザーが感じづらいと考える為)

②クリック率

長い14秒広告と短い9秒広告ともに数値がほぼ変わらないのではないか

 (訴求内容が同じであれば、ユーザーの導入行動であるクリック率に変化はないと考える為)

③CPC

短い9秒広告の方が、低CPCで配信ができるのではないか

 (動画広告は「課金が発生した動画再生率」が広告の品質決定の要素の1つとなっている

 →短い9秒広告の方が課金をされる機会が多い 

 →広告の品質も14秒広告の方がより高くなると予測

 →低CPCでの配信ができると考える為)

      ※YDN動画広告の課金方式

      動画広告の再生後、10秒以上経過した場合のみ課金されます。

      10秒未満の動画広告は、動画が最後まで再生されたタイミングで課金されます。

 

【結果】

同じ訴求で秒数違いの動画を2か月配信してみた結果がこちらです!

(広告入札単価/ターゲティングも同条件にして配信)

※数値は参考値です
                                  

 

①動画が100%まで再生された回数

短い9秒広告の方が、動画が100%まで再生された回数は多くなっていました。

 (動画が50%まで再生された回数も同様)

②クリック率

クリック率は長い14秒広告の方が高い結果となっていました。

③CPC

CPCは長い14秒広告の方が低CPCで配信ができていました。

 

これらはまだ初動ではありますが、今回の結果から下記の傾向が見えてきました。

【現時点でのまとめ】

・同じ訴求であれば、秒数を短くしたほうが最後まで見てもらいやすい

・同じ訴求/入札単価/ターゲティングでの配信であれば、秒数が長いほうが低CPCでの配信が可能

(秒数長い動画の方がCPCが低い

 =CPV(視聴型)課金であるためCTRが高い、長い14秒の動画の方がCPCが低い)

 

 

もちろん配信媒体によっては制限があり、

動画の秒数をあまり短くできないものもあるかと思います。

しかし可能な限り訴求ポイントをしぼり短い動画で配信したほうが、

やはり多くのユーザーに最後まで見てもらいやすく、

結果的に伝えられる情報量は多くなるのかもしれません。

 

その一方で、長い14秒の広告もクリック率やCPCは、

短い9秒の広告よりもよい結果で配信ができていました。

今後長い広告の方では

訴求内容にストーリー性をもたせる等クリエイティブを工夫してみる事で

≪動画を100%まで見てもらえる回数≫も増加し、

短い広告よりも配信成果がよくなる可能性もあるのでは…!!

という新たな仮説も見えてきました。

今後も引き続き検証していきたいと思います。

これからも大きな成長が見込まれている動画広告。

少ない予算からでも配信・検証・改善していくことは可能ですので、

ぜひ挑戦してみてはどうでしょうか。

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