Facebook広告の運用者必見!自動化を活用するたった2点のチェックポイントとは!?

Tags: 媒体:Meta広告(Facebook広告)

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皆様、こんにちは。

この外出自粛の中、#おうち時間 をいかがお過ごしですか?

外出できない分、ネットでお買い物やSNSを閲覧する時間が増えてきた…という方も多いのではないでしょうか?私はそのうちの1人で、InstagramやFacebookを見ていると好みのお洋服の広告が出てきて思わず購入したり、絶妙なターゲティングに唸り商品やサービスに心惹かれたりする日々を過ごしています。

さて今回はFacebook広告の、「この設定は外せない、マストでやっておきたいポイント」をご紹介したいと思います。

これからFacebook広告を運用する方、すでに運用していて少しでも成果を改善したい方のヒントになれば幸いです。

 

チェックポイント①ターゲティング ~配置~

Facebook広告では、広告セット単位で配置面(=広告が掲載できる場所)を以下のとおり自動と手動の2種類から選択することができます。

▼自動配置

Facebook・Instagram・Audience Network・Messengerの中からFacebookが最適な結果を得られる様に自動で各配置面に予算を使います。

▼手動配置

どの配置面に広告を掲載するか自由に選択することができます。

画像にあるとおり「自動配置(推奨)」を選択していますか…?

私が実際に運用している一部のアカウントでは、手動配置で配置面を絞ってしまっているものがあります。ただ、この設定は機会損失をしているかもしれません。

自動配置の場合は、Facebookが利用可能な配置面全体の最小平均単価で最も多くの最適化イベントを得ることを目指すように配信を最適化してくれます。

つまり、手動配置で掲載面を絞ってしまった場合は、十分な最適化イベントが得られず結果として予算消化の効率が悪くなってしまう可能性があるのです。

こちらの内容に関する詳細はぜひヘルプページをご一読ください。

さらに、過去に配置面を増やす検証に関する記事が上がっているので、ぜひこちらも参考にしてみてください^^

Facebookで配置面を増やした結果、CPAが改善した話

では、配置面ごとの成果を改善するにはどうすれば良いのでしょうか?

Facebook・Instagramなど配置面ごとに広告セットを分けて管理すれば良いのでは…?

答えは「NO」で、あまりその設定はオススメできません。

Facebook広告では「広告セット単位で50件/週(15件/日)の最適化イベント(結果)を得ること」を推奨しています。つまり、広告セットを無闇に細分化してしまうと機械学習が進みづらい構成になってしまいます。

それでは、どのように配置面ごとの成果を改善していけば良いのでしょうか?

そのヒントは後述する「クリエティブ」にあります。

 

チェックポイント②クリエイティブ

このような設定になっていませんか?

・広告本数が1〜2本

・静止画だけ配信している

・「正方形」サイズだけ

ぜひ「常時3〜6本の広告を配信する」「最低でも静止画と動画を1種類ずつ」「アセットのカスタマイズ」を実施していきましょう!

 

広告本数が1〜2本だけになっている

まず広告の本数については言うまでもなく…、

媒体が成果に応じて最適な広告をオークションに出せる様に広告が1・2本という状況は避けておきたいものです。クリエティブ検証のためにも「常時3〜6本の広告を配信する」ようにしておきましょう。

Facebook広告は、機械学習が進みやすい構成にした後に、クリエティブにどれほど注力できるか?という点が成果の分かれ目だと私は考えています。

 

静止画だけ配信している

次に、広告の形式についてです。

静止画のみでは少々勿体ない…と感じます。やはり静止画と動画ではユーザーを惹きつける力が異なります。外部の動画作成ツールを使用しなくても、Facebook上で用意されているテンプレートを選んで動画を作成することも可能です。ぜひ試してみてください。

 

「正方形」サイズだけ

正方形サイズまたは横長サイズの広告だけを配信していませんか?

ぜひ「アセットごとのカスタマイズ」機能を活用しましょう!

アセットのカスタマイズとは、簡単にいうと「広告の掲載枠にあった広告を設定する」ということです。InstagramやFacebookのストーリーズはモバイルデバイスに最適化されているため「縦長」のクリエティブを入れることでモバイル最適化が実現します。

こちらの機能を活用することで、冒頭の「自動配置」を選択した場合の配置面ごとのパフォーマンス向上が期待できます。

特に「モバイルファースト」のクリエティブ(特に動画)になっているか、以下の項目をチェックしましょう。

☑️クリエティブ内のテキスト量は20%以下であること

☑️動画は15秒以内であること

☑️音声がオフでもわかる内容であること

☑️1つのクリエティブにメッセージを詰め込みすぎていないか(1動画につき1メッセージ推奨)

 

「アセットごとのカスタマイズ」機能を活用する、といっても細かく設定しようと思うとかなり時間がかかります。そのため、最低でも以下の配置面のクリエティブをカスタマイズしてみることをおすすめします。

・Facebookニュースフィード・Instagramフィード

・Facebook・Instagramストリーズ

このアセットごとのカスタマイズ機能は、

広告>配置を編集>編集する配置を選択

から設定可能なので、ぜひ一度やってみてください^^

 

他にもFacebook広告の推奨設定はいくつかあるのですが、今回は2つに絞ってお話ししました。クライアントの意向や作業工数の観点からすぐに設定を変更できない部分もあるかもしれませんが、今一度ターゲティングやクリエティブを見直す機会になれば嬉しいです。

 

本日のまとめ

Facebook広告を運用する場合は、常にユニコーンを探す旅に出んといかんね!
これ以外にもチェックポイントがあるみたいやけん気になるわ〜

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