「コンバージョン目的」で利用!【Yahoo!ディスプレイ広告】スマートフォン版ブランドパネルの配信実績

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Yahoo!は多くの広告枠を保有していますが、その中でも特にユーザーの目を惹くのが「ブランドパネル」です。

「ブランドパネル」はYahoo! JAPANのページ最上部に表示される広告で、ファーストビューの画面占有率が高く、Yahoo! JAPANのTOPにあるため多くのユーザーにリーチできることが特徴的でした。
2022年10月まで、Yahoo!広告 ディスプレイ広告(※以下、YDA)では「ブランド認知」のキャンペーン目的以外では配信することができず、コンバージョン獲得を目的とした配信において利用しづらい制約がありました。

しかし2022年11月25日に「ブランド認知」以外のキャンペーン目的でも広告を配信できるようになり、コンバージョンを獲得するために配信しやすくなりました。
本ブログでは実績を混じえて、スマートフォン版ブランドパネルについてご紹介いたします。

 

 

ブランドパネルとは

ブランドパネルとは、スマートフォン、PCそれぞれのYahoo! JAPANトップページ最上部に位置する広告枠のことです。

スマートフォン版Yahoo! JAPAN ブランドパネル枠はスマートフォン版「Yahoo! JAPAN」トップページの最上部の広告掲載枠です。

ディスプレイ広告(運用型)でスマートフォン版ブランドパネル枠とプライムカバー枠に配信する|Yahoo!広告 ヘルプ

PCブランドパネルは、PC版Yahoo! JAPANトップページの以下の掲載枠です。

ディスプレイ広告(運用型)でPCブランドパネルのみに広告配信する方法を教えてください。|Yahoo!広告 ヘルプ

ブランドパネル枠は、1枠しかないため通常の広告と比較するとクリック単価が高くなりやすいものの、クリック率、コンバージョン率が高く、コンバージョンを目的にした配信であっても十分に効果を期待できます

※プレースメントターゲティングで以下URLを指定しないと、ブランドパネル以外にも配信される可能性があるため要注意
PC・タブレット:toppage.yahoo.co.jp
スマートフォン:m.yahoo.co.jp/bp

 

スマートフォン版ブランドパネルのキャンペーン目的について

ブランド認知

2022年10月までも、スマートフォン版ブランドパネルの配信を行うことができたものの、キャンペーン目的は「ブランド認知」以外設定することができませんでした。

YDAでの「キャンペーン目的」の選択は重要な要素の一つであり、「コンバージョン」を選択すればよりコンバージョンを獲得しやすいように、「サイト誘導」を選択すればよりクリックを促しやすいように最適化されていきます。詳細はYahoo!広告 ヘルプの「目的別のキャンペーン作成について」をご参照ください。

以前のスマートフォン版ブランドパネルで設定できた「ブランド認知」は、ビューアブルインプレッションを最大化することを目的としているため、課金対象がビューアブルインプレッションとなっています
そのためビューアブルクリック率が高くなければクリック単価が高騰する仕様となっていました。

また「ブランド認知」では、1日の予算を50,000円以上に設定する必要があり、スモールテストをするにもリスクが高く、コンバージョンを目的とした配信には不向きでした。

 

ブランド認知以外のキャンペーン目的

しかし2022年11月25日より、スマートフォン版ブランドパネルのキャンペーン目的に以下の5つが追加されました。

・コンバージョン目的
・アプリ広告
・サイト誘導
・動画再生
・PayPayギフト

【ディスプレイ広告(運用型)】スマートフォン版ブランドパネル枠、およびプライムカバー枠に配信されるキャンペーン目的を追加|Yahoo!広告 リリースノート

これらのキャンペーン目的が設定できるようになったことにより、クリック課金で配信でき、1日の予算を100円まで下げることが可能となりました

そのため従来のようにクリック率、コンバージョン率が高いまま、効果が出なければ配信を抑制しやすい広告枠となっているのです。

 

スマートフォン版ブランドパネルの配信実績

それでは実際のスマートフォン版ブランドパネル配信の実績をご紹介いたします。

  • 業界:金融
  • CVポイント:会員登録
  • ターゲティング:リターゲティング

 

CV(コンバージョン)・CPA(コンバージョン単価) 比較

 

CTR(クリック率) 比較

 

CPC(クリック単価) 比較

 

CVR(コンバージョン率) 比較

レスポンシブ画像と比較すると、CTR(クリック率)、CVR(コンバージョン率)が高いものの、CPC(クリック単価)が高いため、ブランドパネルのほうがレスポンシブ画像よりも高いCPAとなっています

ただしCPAが高すぎるわけではないため、今後の改善次第ではさらに効果的な配信が実現できる実績での推移となっています。

 

さいごに

今回はYDAのブランドパネルについて紹介しました。

以前のように「ブランド認知」しかキャンペーン目的を選択できないのであれば利用しづらい広告枠でしたが、現状は上手く活用すればコンバージョン数の増加に貢献できる広告枠です。

ぜひ活用してみてください。

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