消防士が安定を捨ててWeb広告に挑戦したワケ

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こんにちは!
4月にShiftへ入社し、「広告運用事業部」に配属となった岩﨑です。

Shiftは3社目で、これまでインフラ営業、消防職に従事してきました。
個人としてスキルを身につけたいという思いから、Webマーケティングの領域に飛び込むことを決断しましたが、周囲の後押しがあったかというとそうでもありません。

「消防士やめるのもったいない」
「公務員がベンチャーでやっていけるの」
「将来のこともちゃんと考えたほうがいいよ」

さまざまな声を振りきって、畑違いにも程がある広告運用に携わらせていただくことになりましたが、なぜこのような選択に至ったのか、経歴も交えてお話ししたいと思います。

飛び込み営業に明け暮れた営業時代

特にやりたいことが決まっていなかった就活時期ですが、スポーツインストラクターとして働く中で感じていることがありました。

・人と話すのが好き
・お客様にあわせた提案をするのが好き
・喜んでもらえることにやりがいを感じる

上記の想いから、お客様と日常的かつ継続的に関わっていくLPガスのルート営業を選択します。
しかし、入社してみると配属は新規法人営業部署。
無我夢中で飛び込み営業に明け暮れながら、気づけば日をまたぐこともありました。

それでも取引先の方々から
「岩﨑君だからお願いしてる」
「岩﨑君じゃなかったら取引していないよ」
と次第に言っていただけるようになったことに喜びを噛みしめ、いかにお客様に価値を提供するかが自分にとっての主軸となっていましたね。
名曲「ボラーレ」のサビに合わせて、お酒を酌み交わした夜の思い出たちは、今でも鮮明に覚えています(笑)

今でもお付き合いのある、人生で最も尊敬する上司(ボラーレ発起人)といつも新しい価値観を与えてくださる取引先の方々。
社内外問わず「人」に恵まれ、「刺激」にあふれた営業時代でしたが、自社の営業方針転換に伴ってある疑問を抱きはじめます。

「自分が働くことによって、社会に対して提供できる価値は何か」

上記を突きつめた時に、利益重視の営業ではなく、エネルギーの安定供給という本来の役割を果たすべきだと考えるようになりました。
しかし、目先の利益に繋がらないことにはリソースを割けないというシーンが多々あり、公共事業であれば公共の利益のためにリソースを割けること、そして取引先の方々からの愛称が「筋肉」であったことが重なり、消防士へのジョブチェンジを果たすのでした。

人命救助に明け暮れた消防時代

激動の消防学校を卒業し、地元松山を離れて消防業務に従事することに。
業務の話をするとよく驚かれるのですが、「消防士って筋トレばっかりできつそう」というのは空想で、業務中に筋トレすることはほとんどありません。
自治体の規模や係によって1人がどこまで担うかは変わるのですが、私が担っていた業務をパッと思い返すだけでもこれだけあります。

  • 予防業務(立入検査、訓練指導、設備点検、地水利調査)
  • 警防業務(資機材の管理、消火栓の清掃・色塗り)
  • 救急業務(傷病者の搬送、救急講習)
  • 救助業務(水難・山岳も含む)
  • 通信指令業務(119の受信と指令、関係機関との電話対応)
  • その他(報告書の作成、統計、自主訓練)

ただどの業務にも共通していることは、最終的には「市民の身体・生命・財産を守る」ことにつながるということです。
医療従事者ではないけれども、最前線で人命に携われる。
もちろん救えない命も非常に多く、人の死に直面することも多々ありますし、救いきれなったことへのやるせなさを感じることもあります。
それでも日々の訓練が実を結び、人命救助につながった瞬間は、何事にも変えがたいものですし、命の重さを知る貴重な経験となりました。

その後、特別救助隊認定試験に合格し、救助隊としてさまざまな現場を経験させていただきましたが、将来的なキャリアを考えた時に新たな想いが芽生え始めます。

①地元に帰りたい
②普遍的なスキルがない

火災室内への進入や高所50mでの活動など危険も増し、元々膝に爆弾を抱えていることもあって、消防士として身体を行使できなくなった時のリスクを考えるようになりました。
また私も妻も松山市出身ということもあり、家族の総意で転職活動をはじめましたが現実は厳しいもの。
スキルのなさを痛感することとなりましたが、「それなら自分でやってやる」と死に物狂いで情報を漁った結果、WebマーケティングとWebライティングにたどりつきました。

公務員からサイト運営で独立された方にコンタクトをとって教えを乞い、気づけば人を10名以上雇ってサイト構築していたことを思い返すと、自身のバイタリティに驚かされますね(笑)

Shiftとの出会い

消防士として働く傍ら、休日はキーワードの選定や記事の添削、マニュアルの作成やブログでのアウトプットに勤しんでいましたが、正直個人で稼げるようになるビジョンは全く見えていませんでした。

本業でもマーケティング領域を学べたらもっと成長できるのに

そんな想いが芽生える中、ふと自分の誕生日にshiftの求人を発見して運命を感じます。
「地元にこんな会社があったなんて…」
強烈に惹きつけられ、HPやブログ、SNSを読み漁っていくと

・広告だけでなくマーケティングのスキルが身につく
・顧客の価値最大化
・若手でもチャレンジできる環境

自身の価値観、求めているものとピッタリあてはまりました。
そして何より和気あいあいとしている雰囲気に魅力を感じ、受けることを即決意。
代表からは「消防士をやめたときと今のままとどっちが家族にとって幸せか考えたうえで、覚悟が決まったらきてほしい」と言っていただき、必ずスキルを身につけると心に誓い、新しい環境に飛び込むことに決めました。

実際に入社してみて…

公務員の時と比べると180度違う景色を見させてもらっていますが、3社目だからこそ感じるShiftの魅力が大きく3つあります。

①人のよさ

Shiftを選んだきっかけの1つでもありますが、常に前を向いているプロ意識の高い方々が本当に多い…
自分にはない視点やスキルを持った方々ばかりで、「そんな考え方があるのか」と日々学ばせていただくことが圧倒的に多いです。

疑問点の解消からタスクの相談までフォロー体制も整っており、モチベーションを高めながら気持ちよくお仕事をさせていただいています。

➁情報の鮮度

Web広告業界は、媒体のアップデートや業界のトレンドなど1年前の情報が陳腐化するほどスピード感を求められる業界だと感じており、自ら情報をキャッチアップしていく重要性を再認識しています。
Shiftでは、個々人が常にアンテナを張って情報をキャッチアップしていることに加え、情報共有やディスカッションの場を定期的に設けてくださるので、情報鮮度の高さに感銘を受けています。

まだまだ脳内処理が追いついていませんが、本やSNS、ブログや外部コミュニティなど自ら情報に飛び込むことが習慣化されてきていることは、1つ良い兆候だなと感じます。
「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」という有名な言葉がありますが、自身の失敗や経験だけでなく、他者の失敗や過去の事例から学ぶスタンスもあわせて大切にしていきたいですね。(個人で学んでいたときの情報の古さに猛省するばかりです…)

③裁量権の大きさ

消防時代は受けた下命をいかに確実に達成するかという視点でしたが、広告運用においてはいかにPDCAサイクルを回せるかという視点に切り替わりました。
良くも悪くも成果が数値という形で目に見えるWeb広告ですが、要因をとらえ、仮説を立てて施策を実行し、修正する、裁量権の大きさがなんといっても魅力です。

もちろん求められるレベルも高ければ、相応の責任も伴いますので、現状維持では置いてけぼりになりますが。
淡々と作業をするのは苦手だけど、考えて実行することが好きという方にはうってつけ。
スキルが属人化しやすく、社内情報共有体制がまだ整っていないという課題はありますが、失敗を成長機会ととらえ挑戦を後押ししてくれる会社はそうそうないのではないでしょうか。

最後に

営業、消防、広告運用とキャリアチェンジを行ってきましたが、特に後悔はありません。
その時々の経験によって現在の自分が形成されていますし、むしろ将来的なキャリアを見直す良いきっかけになったからです。

直近の目標は広告運用のスキルを身につけることですが、「広告運用はあくまで利益拡大のための手段である」という視点を持ったうえで、お客様にとって何が最適解なのかマーケティング領域全般から携われることが理想形ですね。
そのためには目標値から逆算していま何をすべきなのか、日々の業務で突き詰めていく必要がありますし、そこに個人的に学んでいるコンテンツ制作などクリエイター視点とのかけ合わせができるとおもしろいなと感じます。

転職を経験して思うことは「何をするか」よりも「どうありたいか」が大切であり、結局のところはやってみないとわからないという事実にたどり着きます。
新しい分野に挑戦するには勇気を必要としますが、飛び込んでみてはじめて気づくこともある。

迷いや不安があっても、理想とする将来像に近づくための手段として選択肢があるのなら、時には飛び込んでみてもいいのではないでしょうか。
もしその選択肢がShiftであるならば、嬉しい限りです。

最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございました。