Instagram 商品タグ付広告配信してみた

Tags: 媒体:Meta広告(Facebook広告)

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こんにちは、Shift2年目の武田です。

昭和生まれの私にとっては検索と言えば千里眼(古すぎる・・・)、Google、Yahoo!などの検索エンジンが真っ先に思い浮かぶのですが、検索の中心はSNSと言われるようになって久しい今日この頃。

特にInstagramでは投稿に「商品タグ」を付けて、タップすると商品の詳細が表示されてInstagram内で検討ができるタイプのタグ付投稿も頻繁に目に付くようになりました。

Instagramで気になる商品を検索するときれいな商品画像が見れて、値段などの詳細情報もInsragram上で見ることができる・・・便利な世の中になりましたね。

 

今回は、Instagramで商品タグを付けた投稿の広告配信を実施してみたので、その成果についてご紹介します。

 

商品タグ付広告とは?

Instagramではショッピング機能を活用することで、投稿に商品タグを付与し、タグをタップしたユーザーに対して商品詳細を表示させることができます。

商品詳細を表示することでユーザーの購買意欲を刺激し、より多くのユーザーをサイトに誘導して購入・申込などのコンバージョンにつなげることができます。

商品タグ付広告では、商品タグのついた投稿を広告配信することでリーチを拡大し、コンバージョン獲得を加速させる効果が期待できます。

(画像引用:https://business.instagram.com/shopping/ads)

 

Instagramショッピングの詳細については公式のヘルプを参照ください。

Instagramショッピングとは? – Instagram for Business

 

検証の詳細

今回は商品タグ付広告が商品の売上にどれほど有効なのか検証を行いました。

■案件

 小売EC

■改善項目

 ROAS

CVユーザー類似のオーディエンスに対して既存の広告配信に加え、公式Instagramでの商品タグ付投稿を広告配信し、他の広告との実績比較を行いました(検証期間3週間)。

結果

3週間配信した広告別の実績がこちらです。

商品タグ付広告のROASは1,535%となり、他の広告フォーマットとの比較で最も高い結果となりました。

CVRも全体で2番目となり、Instagramショッピングへの誘導で購入を促すことができたこと、比較的高単価の商品をタグ付けすることで、購入単価を引き上げることができたことが高ROASの要因となったと考えられます。

また、CTRも最も高い結果となり、商品タグを付けることでユーザーの目を惹き、クリックを誘導する効果も高いと考えられます。

 

更に、商品タグ付広告配信前と配信中を比較したところ、Instagramショッピングのセッション数が増加していたため、商品タグ付広告でInstagramショッピングへ誘導できていることがわかります。また、Instagramショッピング経由の売上、Instagram経由の売上が共に増加していました。

商品タグ付広告を見たユーザーが他のInstagram投稿もチェックしてそこから購入に至るという副次的な効果も発生しているように思われます。

まとめ

初めて商品タグ付広告を配信してみましたが、CTR、CVR、ROAS全てにおいて高い実績を残す結果となりました。

今回はシングル画像への商品タグ付広告を配信しましたが、カルーセルやダイナミック等他のフォーマットでも商品タグ付広告は配信可能です。

今後は他のフォーマットへの配信を拡大し、更なる成果改善を狙っていきます!

本日のまとめ

Instagramの商品タグは広告配信でも効果的なんよ。試してみてつかぁさい!

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