Date: Update: Written by: Nguyen Huyen Trang

お久しぶり!最近アパレルの案件が増えているため、業務中に服の写真をたくさん見ていて本当に仕事をしているかと思われるようなチャンです。(笑)
でも仕事をしかっりしていますよ。今回運用中案件のなかにショッピング広告の成功事例を紹介したいと思います。
商材紹介&ショッピング広告キャンペーンの課題説明
今回、紹介したい事例の商材はこちらです。
商材 :アパレル
商品数:1.7万個
KPI :目標ROASを維持しながらコンバージョン値を最大化
最初は1つのキャンペーンにてすべての商品で広告を配信しました。結果はROASが目標を下回っていたため、ROASの低い商品をどんどん停止しました。しかし、そうしたら広告の配信量が縮小してコンバージョン値が伸び悩んでいるという抜き差しならぬ状況でした…。
そこで全体的に商品の掲載結果を見直すと売れ筋商品(コラボ商品、ヒットブランド商品など)の表示回数が少ない現状が分かって売れ筋商品を更に表示させるとROASを改善できるのではないかと思いました。
売れ筋商品の配信量を増加するためには、別のキャンペーンで分けてこのキャンペーンの優先順位を「高」で設定して配信しました。
参考:ショッピング キャンペーンでキャンペーンの優先順位を使用する
キャンペーン再構成後の結果
約2ヶ月をかけて新しい構成で配信してみた結果は…!
期間 | CV値 | ROAS |
再構成前 | 916,710円 | 279% |
再構成後 | 2,278,666円 | 298% |
ROASを改善しつつ、コンバージョン値を約2.5倍向上させることができました。
実際にキャンペーンを再構成すると売れ筋商品の配信量が圧倒的に増加しました。
期間 | 表示回数割合 | Click数割合 | 費用割合 | CV数割合 | CV値割合 |
再構成前 | 9% | 11% | 16% | 10% | 12% |
再構成後 | 27% | 30% | 30% | 43% | 52% |
売れ筋商品を優先順位「高」のキャンペーンで分けたことで、その商品のオークションに参加する機会が増えました。売れ筋商品の配信量増加がROAS改善の要因として挙げられます。
注意事項
ショッピング広告ではしっかりとしたキャンペーン構造を構築すると成果改善に繋がるはずですが、意図がなくてキャンペーンを細かく分けすぎると機械学習がうまく進められないでパフォーマンスが落ちる場合もあるため注意しましょう。
売れ筋商品がちゃんと配信させたのでROASを改善し、コンバージョン値を向上できた!ショッピング広告にはキャンペーン構成が大事やけんしかっり構築するとええね!
