SmartNewsの「最適化 CPC 入札 (oCPC)」配信ってどうなの?

Tags: SmartNews ネイティブ広告 目標CPA 自動入札 運用型広告

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弊社でもお問い合わせが増加しているSmartNews Ads。

GoogleやFacebookと同じように、SmartNewsでも配信は媒体の自動最適化が推奨されています。通常、私は「コンバージョン数の最大化」で設定をしていますが、担当案件で行き詰まりを感じていたときに「最適化 CPC 入札 (oCPC)」を試してみました。oCPCとはいわゆる「目標CPA」のことです。

 

1.「コンバージョン数の最大化」と「最適化 CPC 入札 (oCPC)」

「コンバージョン数の最大化
入札方法:クリック
優先目標:コンバージョン数
※配信タイプは選択できません。
1日あたりの予算の中で、コンバージョン数・クリック数を最大化することを目指して配信されます。設定した日予算はできるだけ使い切るように配信されます。

「最適化 CPC 入札 (oCPC)」
入札方法:クリック
優先目標:目標CPA
※配信タイプはスピード配信が推奨されています。
設定した目標CPAでコンバージョンを獲得するように入札価格が自動調整されます。

単純な私は、こう考えました。
「目標CPAでスピード配信にしておき、一日の中で予算進捗をみながら、CPAを達成している場合は日予算を投下していけば無限にCVが…!?」

 

2.優先目標:目標CPA(oCPC)配信の結果

結果はこちらです。



「目標CPA」への切り替えの翌日、CV数が大きく伸びましたがその後、大きく振るうことなく露出が減少していく結果になりました。
※数値は参考値になります。
※この間、クリエイティブの追加は行っていません。
※設定した目標CPAは3500円です。

・初動3日間はvIMPが多い
・初動~6日目、7~12日目、13日目~、で動きに大きな変動
・vCTRは維持傾向、CTRとCVRは変動傾向

この他、GAで「地域」「年齢」「性別」についても結果を確認しました。
日別、「目標CPA」導入前、導入中、解除後の変動を見ましたが、大きな変化は見られませんでした。

 

3.考察とまとめ

最適化 CPC 入札(oCPC)では配信タイプはスピード配信が推奨されていますが、3日目のように日予算をオーバーし、CV獲得につながらない結果になる可能性があること、配信タイプを均等にすると日予算の消化進捗が落ち着くことがわかりました。

設定している目標CPAを達成できるよう入札単価調整がされるために表示回数の変動が大きくなります。
表示回数が減少したときは目標CPAを高く設定すれば改善が見込まれ、リスティング広告と同じ考え方が応用できそうです。入札単価は、キャンペーンの推定CVRや目標 CPA、これまでの予算利用金額を参考に決めらています。ヘルプページによると、推定CVRの決定に「年齢」「性別」は要素として含まれていますが、影響度は低そうです。

7日間程度の期間で数値の変動が大きくなっていたので、参照されているデータ期間は一週間程度である可能性があります。「目標CPA」導入直後の3日間はvIMPの割合が高くなり、初期のデータ取得が行われているようです。これは広告クリエイティブの新規追加の際に見られる動きとよく似ています。データ取得を早く行うために、見られやすい面に広告表示がされ、vIMPの割合、vCTRが高くなるのではないかと仮説を立てています。
3日間はテスト配信期間と思われますので、この期間によい結果となれば継続した成果につながる可能性が高くなりそうです。
最適化のために必要なCV数は100件が目安です。今回、CV数が推奨値からには満たない結果でしたので、うまく自動入札が進まず結果につなげられませんでした。

最適化CPC入札(oCPC)、いわゆる「目標CPA」を導入してみましたが、コンバーション数の最大化が使いやすいと感じました。
広告クリエイティブ、ランディングページを軸にCTRやCVRの改善施策を実行し、目標CPAの達成に取り組むのが近道です。

本日のまとめ

SmartNewsの最適化CPC入札(oCPC)配信で気づいたこと
・目標CPAを達成できるよう入札価格が調整されるため表示回数に影響が出る
・優先目標:目標CPAに変更後3日間程度はテスト配信期間
・7日間ほどの実績データを元に最適化しているようだ
・CPCの決定には推定CVRの影響が高い(推定CVR決定の要素として含まれる「年齢」「性別」の影響度は少なそうだ)


※あくまで結果をもとにした個人的仮説です。

推奨されている「コンバージョン数の最大化」が使いやすいので、広告やランディングページでの改善を目指そう!